
人間の医師と獣医師の、主に収入面から比較していきます。
獣医師と人間を診る医師とでは、履修しなければいけない大学の科目も取得する免許も異なりますが、基本的には難易度の高い仕事であるのは同じです。しかし、免許を取得した後の収入には差が出てきます。同じ勤務医であれば、医師も獣医師もほぼ同じ年収からスタートしますが、約3年間で人間の医師の年収が三倍近くになるのに対し、獣医師が動物病院の勤務医であり続ける場合、年収はほとんど変わらないとされています。
人間の医者の場合、経験三年目でも年収が800万を超えるのに対し、獣医は動物病院の勤務医である限り、五年目になっても年収が500万に届くことはほとんどないそうです。しかも、獣医は人間の医師と異なり、耳鼻科や内科などの専門科は基本的には存在せず、すべてを一人で診なければいけないので、その仕事の過酷さは人間の医師を上回るとも言われています。
人間の医師並みの仕事をこなしても、もらえる金額に半分以上の差があることもあり、ある程度臨床経験を積んだ獣医は動物病院の開業に踏み切るケースが非常に多くなっています。しかし、日本国内では動物病院の充足率はほぼ100%に近い状況とされており、これから獣医の開業医が増えると、新規参入側にとっても、これまでの開業医にとっても、厳しくなるのではないかと言われています。
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